2019.05.06 12:35ご感想&委託販売中☆小説【りゅうとむすめ】 - エリ・クゥBLOGゴールデンウィークも今日で終わりですね。わたしの生活にはほとんど関係がなかったのですが、間接的にはあったような? こんにちは。eri koo - エリ・クゥ です。 オリジナル小説【りゅうとむすめ】を読んでくれた友人が、お店で委託販売をしてくれています。最初に預けた分は一週間と経...
2019.04.30 02:51ご感想紹介☆小説【りゅうとむすめ】 - エリ・クゥBLOGオリジナル小説『りゅうとむすめ』を読んでくださった方からの感想をご紹介します。 こんにちは。eri koo - エリ・クゥ です。 堺市泉北で天然石とオリジナルアクセサリーのオンラインショップをされている『天然石 Knowing Crystals』のハンドメイドアクセサリー作家 ...
2019.04.24 12:43読者プレゼント【りゅうとむすめ】感謝を込めて - エリ・クゥBLOGありがたすぎる事に、オリジナル小説【りゅうとむすめ】の在庫が少なくなってきました。そして、うれしすぎてびっくりするような感想も届き始めました・・・天を仰いで泣いています。 こんにちは。eri koo - エリ・クゥ です。 本当に本当にありがとうございます。「お友だちや家族にプレ...
2019.04.23 13:15舞台【再会】初回公演無事終了 - エリ・クゥBLOG昨年夏の終わりから温めてきた企画、舞台【再会】初回公演を無事に終了することが出来ました。 こんにちは。eri koo - エリ・クゥ です。 あまり舞台裏を語ってしまうのもつまらないかもしれないのですが・・・人生の命題を『饒舌』と言われてしまった俺は・・・書くぜ。 Photo b...
2019.04.18 13:08オリジナル小説【りゅうとむすめ】について - エリ・クゥBLOGオリジナル小説【りゅうとむすめ】を本という形にして2週間ほど経ちました。日本全国、いろんな土地の方々の手に取って読んでいただいてます。 昨日は、胸をわしづかみされるような感想までいただきました。 こんにちは。eri koo - エリ・クゥ です。 言葉にしがたいほどにうれしくあり...
2019.04.17 12:144月21日開演 - 舞台【再会】 - エリ・クゥBLOGいよいよ今週末4月21日開演です。舞台【再会】。わたしの書いたオリジナル小説『りゅうとむすめ』を基にした、ダンス/音楽/詩/絵画。各ジャンルで活動するアーティストのコラボレーションにより制作されたオリジナル・ドラマ「再会」の初回公演です。 こんにちは。eri koo - エリ・ク...
2019.03.07 12:23連載小説【りゅうとむすめ】(最終話)20.旅立ち|eri koo|note 20、旅立ち バリバリバリと龍の鱗を娘は一気に食べた。 一瞬、龍は身じろぎをした。 地上が近づいてくる。 まず、娘の背中が破けた。 小さな種火のようなものが点々と現われ、そのうちそれは燃えるような炎の赤に、火花のような金色が混じった光になってあふれだした。 その光は背骨に沿...
2019.02.26 12:53連載小説【りゅうとむすめ】19.龍神|eri koo|note 19、龍神 「何か光ったぞ!?」 娘の手のひらから放たれた光、龍の鱗が発した光は山の方から真っすぐに雲の中に射しこんだ。 嵐の中、家を補強しようと外に出ていた者、田畑の様子を見に行った者、村人の何人かはそれを見た。 「雷が落ちたんだろう。」 「いや、山の方から上に上がっていっ...
2019.02.20 13:00連載小説【りゅうとむすめ】18.覚悟|eri koo|note 18、覚悟 雨が一瞬、ピタリと止んだ。 同時に、娘の心も静かになった。 「村に一度戻ろう。殴られてもなじられてもいい、黙って出ていくよりずっといい。みんなからの罰を受けて村を出よう。」 娘はそう決意して、木の洞を出た。 真っ暗闇だが、ここまでの道はなんとか覚えているはず...
2019.02.13 10:44連載小説【りゅうとむすめ】17.嵐の夜|eri koo|note 17、嵐の夜 真っ昼間になったかのような光が走ったと同時にすさまじい雷鳴が轟き、娘は木の洞の中で飛び起きた。 うとうとしている間に雨は激しさを増し、雷がすぐ近くに落ちたようだ。 山中の木という木が大きく揺れ、その葉がすれる音と雨音が同時に鳴り騒ぎ、空もまたゴロゴロと次の雷を落...
2019.02.05 12:22連載小説【りゅうとむすめ】16.木の中|eri koo|note 16、木の中 「今日しかない。」 娘は、降り出した雨音を聴きながら、誰にも聞こえない小さな声で、でも確かにつぶやいた。 誰かに聞かせるような、もう一人の自分に確認するような、そんな声だった。 「こんな日まで出るのかい?あんた、明日は大事な日だからね。」 「うん、今日が最後...
2019.01.28 10:49連載小説【りゅうとむすめ】15.海の底から|eri koo|note 15、海の底から 目の前を、薄い水色の細長い魚が何匹かの群れで通り過ぎる、その横を、それよりも小さく、黄色くヒラヒラとしたイチョウのような魚が1匹2匹と海を漂っている。 昼の太陽が真上にあり、海の中も明るい。 美しい景色だ。 龍は、それを目に映しながらも、頭の中では違う風景を...